性別:(無回答)

性別違和を患った、右寄り若人の戯言。

風呂やトイレは、自分の股間を見て選べ

年末年始は実家に帰省していたのだが、両親や親戚たちの話題の中で少しだけ「トランスジェンダー」という言葉が聞こえてきたためしばらく耳を傾けていた。

まあ、それに続いた会話は概ね予想通り。気持ち悪いだの変態だの意味不明な研修受けさせられただの、とのことだった。

意味不明な研修はドンマイ、自分もああいうことする団体は嫌いや。でも…なるほどねえ、変態か。君たちのすぐ近くにいる変態予備軍ワイがどのような思いを抱えて生きてきたか詳しく教えてやろうか?

…などと言って挑発してみることはせず、とりあえず落ち着いて最後まで聞いた。すると確かに、彼らの言い分にも共感できる部分があった。

「お茶女で有名になった、トランスジェンダーの女子大入学認可ってあったやん?あれってさ…絶対下心ある人入ってくるんじゃない?仮にも女子大やから、男性恐怖症で来てる人だっているはずやのに。そういう人が可哀想や。」

 

そう、下心

トランスジェンダーに配慮する仕組みを作りすぎると、それを悪用する偽トランスジェンダーが発生し、大多数の人間の快適性・安全性を脅かしかねないと考えられる。

たまにネットで、「トランスジェンダーの風呂トイレ問題」に関する記事を目にすることがある。これぞまさに、女子大以上に脅威が発生しうる場所ではないだろうか。

 

公共の風呂やトイレは、大抵の場合男女で分かれている。

そりゃそうだろう、大多数のヒトは先天的に生殖本能がプログラムされているため、体のつくりが異なるヒトが無防備なところを見ると、多少あれども冷静ではいられないだろう。そういった本能の暴走は大概誰も見たくないであろうし、誰もその暴走に巻き込まれたくはないだろう。暴走を未然に防ぎ、無防備であっても秩序が保たれる空間を作るため、風呂やトイレには男女の区別が存在する、と自分は考えている。

 

さて、ここで想像してほしい。もし女湯の中に、股間にモノをつけた人が入ってきたら…?

仮にその人が「私はずっと女だと思って生きてきたんです」なんて言ったとしても全く無意味であろう。周りの客はどう感じるだろうか。

「ギャーーーー!!!」「変態!!」「出て行け!!」「警察呼ぶぞ!!」

「気持ち悪い」「名誉を傷つけられた」「怖い」「トラウマ」

…こうなって当然であろう。いくら何でも、このような反応を示した女性たちに「トランスジェンダーへの人権意識が足りない」などと批判するのはあまりにも的外れだ。

 

確かに当人側の気持ちになってみれば、先天的な体の構造によって自分に否応なく「男/女」というラベリングがされているのが堪らなく気持ち悪くて、それに従うことを脳の奥底が拒んでいる…そういう状態なのだろう。自分もこの気持ちは「性別選択欄」というクソ質問で嫌なほど味わった。

だからといって、自分の股間を顧みずに異なる身体構造を持つ人間の集う風呂・トイレを使うのは…おかしくないか!?

 

どうしても耐えられないのなら、手術して股間を改造して頂きたい。そこまでできるのなら、風呂もトイレも望む方を使っていいと思うよ。それなら、きっと周りの客も何とも思わないだろうから。

自分は手術して体を変えたいとまで思っている身ではないので、生まれたままの股間に忠実に従い、これからも女湯に入ります。